ミニチュアの世界に迷いこんだ!サイズ感に翻弄される日々
ミニチュアの展示を見に行ってきました。ミニチュア…まぁ、小さなものが並んでいるんだろうな、と思いきや、予想を遥かに超えるリアルさに度肝を抜かれました。これ、ただの「小さいもの」じゃないんです!まるで魔法のような世界に引き込まれ、思わず「このサイズでどうやってこんな細かいディテールを再現したんだ!?」と叫びたくなりました。
まず目を引いたのは、「宇宙船のミニチュア」。あれ、まるで映画のセットかと思うほど精巧で、銀河の中を飛び回る宇宙船が目の前に!でもよく見ると、その宇宙船、私のスマホの画面と同じくらいのサイズ。ん?この宇宙船、手に取って地球に帰ることはできるのか?と一瞬悩みましたが、冷静に考えたら「いや、それは無理だな」と自分にツッコミを入れました。とはいえ、あまりにもリアルすぎて、もしこれが動き出したら「俺、今、宇宙に行く準備できてるか?」とちょっとだけワクワクしてしまう自分がいたことは秘密です。
次に登場したのは、「ご飯のミニチュア」。これがまた凄かった。小さな皿に盛られたカレーライスが、あまりにもリアルで「これ、食べていいんですか?」と思わず店員さんに確認したくなりました。でも、食べられないって分かっているのに、ついついスプーンで掬いたくなる衝動に駆られる自分…。思わず「どうしてこれが食べられないんだ?」と疑問に思いつつ、慎重に一歩引いて観察。だって、このミニチュアカレー、もう完全に本物のカレーなんだもん。具材の大きさや、色合い、盛り付けまで…いや、さすがに食べられないのは分かってるんですけど、心の中で「これ、どうにかして食べられないかな」と葛藤していたのは確かです。
そして、最後に…「街並みのミニチュア」が待っていました。細かすぎて、もはや神業レベル。ミニチュアのビル、道端のベンチ、歩いている人々—いや、これ、まるで自分が縮小されてその街の一員になったような錯覚に陥るほど。ちょっと立ち止まって、街角のカフェでコーヒーを飲んでいるミニチュアの男性をじーっと見つめていたら、まるで「君もこの街の住人だよ」と言われているような気がしてきて、急に虚無感が…いや、ただのミニチュアだったんですけどね。でも、その精巧さにしばらく呆然としちゃいました。
結局、ミニチュアの世界ってただの「小さいもの」ではないんですよね。それはまるで、私たちの普段の生活をもう一度、違った視点で見せてくれる「別世界」だったりするわけです。次回行くときは、もっと細かい部分まで観察して、もし宇宙船が動き出したら「さぁ、乗る準備はできてるぞ!」って声をかけてみようと思います。