お姉ちゃんと北海道をでる最後のひまわり畑へ。

2023年08月23日

 ついにやってきました。私が北海道を出る最終日。心の中で寂しいなと思いながらも、これからのことにワクワクする期待もあり、何とも言えない感情が込み上げてきます。そんな中、最後の思い出作りとして、お姉ちゃんと一緒に大好きなひまわり畑に行くことにしました。

 ひまわりは、私にとって特別な花です。夏の太陽を浴びて、元気いっぱいに背を伸ばすその姿は、まるで「元気でね!」と言っているかのような気がして、いつ見ても元気をもらえるんです。もちろん、お姉ちゃんも同じように思っているので、二人で「この景色を見納めだね!」と話しながら、車を走らせました。

ただ、この日は「最終日」ということもあって、なぜかお姉ちゃんとの会話がやたらと真面目。例えば、「じゃあ、次に来るときは東京だね」「え、東京ってどうだろう…混んでそうだし…」などと、まるで引っ越しの進行状況を話しているような内容が続きます。けれど、ひまわり畑に到着した瞬間、何だかそんな真面目な会話は吹き飛びました。まるで一斉に「笑顔になっていいよ!」と言われたかのように、二人でその広がるひまわりの海に心から癒されました。

 ひまわり畑はまさに「夏の終わり」を感じさせる美しい場所。満開のひまわりが一面に広がっていて、その中に立つと、まるで自分もその一部になったかのような気持ちに。お姉ちゃんと一緒に「どこまでひまわりが続いているんだろう?」と歩きながら、少しでもその美しい景色を心に刻み込みました。

そして、帰り道。「ねぇ、やっぱり北海道って素敵だったよね」とぽつり。お姉ちゃんも「うん、ほんとうにね。またすぐ会えるよ」と答えました。そんな穏やかな時間が流れたことに、逆にこの日が「最終日」であることを実感してきました。

 最後の最後で、少しだけ切ない気持ちになったけれど、このひまわり畑とお姉ちゃんと過ごした時間は、きっと忘れません。新しい場所に行っても、ひまわりのように元気で、まっすぐに歩んでいけるような気がします。

次にひまわりを見るときも、お姉ちゃんと一緒に、また新たな場所で笑い合っていられるといいな、と思います。その時は、きっと「またひまわり畑に行こうね!」と、心から言える日が来るはずです。


 小さい頃から毎年ひまわり畑にいっていたので写真を見返していました。

これは 2014年8月3日に撮った写真です。

この時は家族みんなで温泉へ行き、その後見に行きました。夕方に見るのも、またいいですね。

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