夏の終わりと共に枯れたお花たち

2024年09月23日

 友人とあしかがフラワーパークに行ってきました。目的地までのドライブ中に思わず見入ってしまう光景が広がっていました。それは、まるで天使が降りてきそうな美しい光の筋が空に差し込んでいる「天使の梯子」でした。
太陽の光が雲の間から差し込み、その光の柱が大地に向かって降りているように見える瞬間は、まさに自然の神秘そのもの。

 天使の梯子は、太陽光が雲の隙間から漏れ、空気中の水蒸気によって光が散乱して現れる現象です。この現象に遭遇すると、心が洗われるような感覚になります。どこか非現実的で幻想的な雰囲気を持つこの現象は、ドライブ中に偶然出会った瞬間だっただけに、さらに特別な思い出となりました。

その景色を眺めながら、普段の忙しい日常を少し忘れ、心の中で深呼吸をしたくなるような、そんなひとときでした。
(写真ではイマイチ伝わらないのが残念、泣) 

 フラワーパークでの目的はもちろん、美しい花々をカメラに収めること。でも、気づけば私の心がまるで枯れた花のように萎んでいった瞬間がありました。

というのも、夏の終わりとともに、あちらこちらで花たちが元気を失っていたんです。どこを見ても、花の華やかさがちょっと薄れていて、葉っぱが「そろそろ休憩するよ」と言わんばかりに落ちていたり。あれ、これって…もしかして、私がカメラを持ってきたから花たちが「もう終わりだ!」って思ったのか!?と一瞬思ったくらいです。

 でも、まぁ、カメラを持ってきたからには、いい写真を撮らなければ!と気合を入れ直しました。いざシャッターを押してみると、どうしても「残っている花」に焦点が当たってしまう…「あれ、これも味があるってこと?」と思いつつ、撮り続けた結果、なんとも言えない「夏の終わり感満載」の写真が完成しました。

 結局、最高の一枚は、花ではなく、ちょっと無駄にエモい水面の写真。花に焦点を当てたかったのに、自然とカメラが水面の落ち葉やお花に向かっていきました。でも、これも「夏の終わりの哀愁」を表現していると思えば、アリなのかもしれません。
次回はもっと元気な花を撮れるように、タイミングを見計らって行こうと思います。


 ちなみに、群馬に着くとお腹がすいたお昼頃、初鬼ヒモうどんに挑戦!コシのある太い麺とスープが絶妙で、思わず「これ、箸でつかめるのかな…!」と思わず口にしてしまうほどツルツルで、そして太い麺。
 あしかがフラワーパークでゆっくりとした時間を過ごしていたら、近くのカフェで一息つきたくなり、チーズケーキをいただくことに。落ち着いた雰囲気のカフェで、濃厚なチーズケーキを一口頬張ると、心も体もリラックス。思わず「最高の一日だな」と感じながら、余韻に浸っていました。


¨̮⃝ Several photos of me taken by a friend ¨̮⃝ 

 私には、すごく上手なカメラマンの友人がいます。彼は、カメラのレンズを通して見る世界が本当に特別で、特に人間を撮るのが得意なんです。私は何度も彼に撮影してもらったことがあるのですが、その度に「こんな風に見られてたんだ!」と自分の新たな一面を発見します。

「私、こんな表情してたのか…!」とびっくりすることもしばしば。

 特に、人間の自然な表情や仕草を撮るのが彼の得意技で、私たちの普段の何気ない瞬間が、まるで映画のワンシーンのように素敵に映し出されます。「どうしてそんなに素敵に撮れるの?」と聞くと、彼は「被写体が良いからね」と笑いながら冗談っぽく言っていました。だから、私たちもカメラを向けられると、自然に笑顔がこぼれちゃうんですね。

 まさに、彼のカメラの中には私たちが知らない「輝く瞬間」がたくさん隠れている気がします。次はどんな写真を撮ってくれるのか、今から楽しみです!

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